June 06, 2004

和三盆

今日、スーパーマーケットで和三盆を発見。
和三盆は、香川県名産、極上等の手作りのお砂糖。
和三盆というのは、お隣中国の唐三盆に対して、日本で作られた砂糖を指す。
三盆という意味は、盆の上で三度分蜜作業をするところからその名がついた。
和菓子の材料として必ず登場してくる最高級材料なのだ。

その特徴は、独特の風味、淡白さ、そして口溶けの良さ!
口に入れた瞬間にすーっと消え、極上の甘みが平和に広がる。

小学生の頃、NHKの番組で、この和三盆を黙々と作る讃岐の職人たちを取り上げたものを偶然目にした。ごく静謐な番組構成と、砂糖職人たちの「語らぬ、笑わぬ、手のみ動かす」ストイックさに、子供ながら熱いものを感じた。
それ以来和三盆と聞くと、幼少期の激しく心揺さ振られた記憶、つまりはその時の映像、女性リポーターのしっとりした低い声、職人の息遣いとが、勢いよく脳裏に甦る。

その特別なお砂糖を、近くのスーパーマーケットで見つけてしまった。
こんなところで巡り合うはずではなかった。少し気まずさを感じながらも、目の前にあるそれへの強い興味が優り、レジへ並ぶ。

wasanbon.jpg

北海道の大納言小豆も一緒に購入。

この切ない出会いを、結果的にすばらしいものにするために。
今度の休日にでも、和菓子作りに挑戦してみようかと思う。

投稿者 sawacoo : June 6, 2004 11:33 PM | トラックバック
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