和菓子は美しいもの、とも限らない。
つい頬がゆるんでしまうファニーフェイスたちの存在も、忘れてはならない。
特に9月はお月見。「月」と「兎」というキーワードを中心に、かわいいおまんじゅうが勢ぞろい。
その中でも特に気に入ったのが花園饅頭の2種。
花園さんご自慢の大和芋の皮種に包まれた漉し餡。

こちらは中が粒餡。
こちらは銀座清月堂のサツマイモ餡のお饅頭「秋夜のうさぎ」。
羽二重粉を使った外側はもちもちしっとり、サツマイモと白いんげんが調和した、素朴な味わいの餡。スイートポテトを和テイストにした感じなので、とても食べやすい。
躍動感あふれるウサギに、大満足。
そして、鶴屋吉信の「栗まろ」。つい「プッ」と吹き出してしまう、間抜けな栗の絵と年号が、とてもファンシー。しかしお値段は300円強と、ノンファンシー。だって栗が丸ごと入っているのですもの。
どうしようもないミスマッチが、いとおしく感じられる。
いずれも「ただのおまんじゅう」と言わせない、個性に富んだおまんじゅうを四点ピックアップしてみた。
投稿者 sawacoo : September 17, 2004 12:38 AM | トラックバック