秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(山上憶良 『万葉集・巻八』)
この2首の歌が由来とされている、秋の七草。
萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗。秋の野に息づくかわいらしい花々。
その一つである女郎花(おみなえし)は一つの茎に霞のように小さな黄色い花が集まっている。
巾着の包みも、またかわいい。そこらの公園にも時々咲いていることがあるので、探してみられたし。実物を見ると、このお菓子の作りの巧みさがわかるはず。
同じく鼓月の「実りの秋」とあわせて。
こちらは栗入りの蒸羊羹に粟(あわ)の入った外郎が合わさった10月限定のお菓子。
粟がもちもち、プチプチしていて、幸せな食感。