朝、外に出ると、屋根には薄く雪が積もっていました。
まだまだ寒い日が続きますが、もう少ししたら新しい芽がひょっこり地面に出てくるのでしょうね。
この下萌(したもえ)は百合根餡とつぶ餡とで作られた練りきり。
緑の芽吹きが力強く表現されていて、目に、舌に、おいしい上生です。
実はたねやさんの上生菓子は初めて。
素材にも工夫をこらして、しっかりきっちり。
ひとつひとつの上生菓子の説明書きのしおりもあって、さすがアカウンタビリティを意識した現代的和菓子屋さん。
2月も下旬に入り、いよいよ梅の季節です。
梅は花の中で一番先に咲くということで、「花の兄」とも呼ばれます。
静閑院のこちらのお菓子は、まさに梅干。しそをまぶしたものを添えて頂くのです。
すっぱさは皆無ですが、おいしい白餡のお菓子です。
いつもこのブログを応援してくれている友人からバレンタインチョコを、と頂きました。
私がパリやらバルセロナやらのチョコに現をぬかしていたところに、この和風チョコがさわやかな風を持ってきてくれました。
おかきやあられがおいしい小倉山荘のチョコあられ「想ひそめし」。
チョコのコーティングがしっかりしていて、あられがクランチのような食感をプラスする役目。
ちょっとしたお茶請けに、かわいらしい容れ物でお客様にお出ししたら、とってもよい雰囲気だと思います。
温かい応援を頂ける幸せを、アラレと一緒に噛み締めながら過ごす夜。
茨城県水戸名産、吉田屋本舗の吉原殿中。
またの名を五家宝。
さくさく、ねっちりしたもち米にきな粉をまぶした素朴な味わい。
雷おこしみたいに、カリカリと硬いのかと思って食べてみると、外側がバリバリ、中がフワッとさくっと。口の中で次第にもち米特有の粘り気が出てきて、おもしろい食感。
無類のきなこ好きとしては、毎日のデザートにしたいくらい気に入っています。
日本で、一粒300円のチョコレートを当たり前にしたのは、JEAN PAUL HEVINによるところが大きいのでは。
なめらか、力強さ、芳醇さ、の三言に尽きます。
こちらは今年のバレンタイン限定(たぶん)、エヴァンさんの心電図がプリントされてます。
和菓子にはありえない発想!!
和菓子を芸術、というと違和感があるけれど、チョコレートが芸術と結びつけて語られることに私たちはここ数年で急速に慣れてきたと思います。
和菓子も逆輸入すれば、芸術として認知されるのでしょうか。それは違うか。
散歩がてら紀尾井町ニューオオタニのサツキティーサロンに隣接するPIERRE HERMEまで行ってきました。
ボンボンショコラが一箱3,150円で、あまりの高級さに断念。
アーモンドやヘーゼルナッツがふんだんに詰まっているグレタ・ノワールにしました。
さくさくで、イタリア土産の定番BACIと似たような味ですが、中のプラリネがすごくきめ細かくて感激です。
ちなみにPIERRE HERMEのマカロンがまた、超!おいしいのでどうぞよろしく。
デルレイはベルギーアントワープの名門。
ダイヤモンド取引の中心地であるアントワープに因んだ、ダイヤモンドの形をしたチョコが一番有名。
美しい外殻の中には、いろんなクリームが潜んでいる!くるみキャラメルクリーム、チョコレートクリーム、ミルクキャラメルクリーム、ブランデークリーム…
チョコレート、というより、一粒一粒が「デザート」という感覚です。
そして今日も銀座4丁目裏通りには、列が列を呼ぶ。
カナダのショコラティエ。
アフタヌーンティージェネラルストアの2階の一角にさりげなく在って、以前より気になっていた。
デザインが美しいと思う。
味は、コクという点では、ヨーロッパ組にかなわないが、ミルクの味が強くてさっぱりしている。
去年白金台にオープンしたオリオール・バラゲ。
かのエル・ブジ(世界で最も予約が難しい、とされるスペインのクリエイティブなレストラン)でデザートシェフとして活躍後、スペインの伝統もふまえた斬新なショコラティエとして開花していらっしゃるオリオールバラゲさん。
食べると口の中でパチパチッとするものや、歯をたてると洋梨リキュールやシャンパンがピューって飛び出してくるもの、はたまた、日本仕様のわさび、しょうゆ、ほうじ茶をテイストに含んだものなど、プラチナ通りのかっこいいショコラブティックにはアッと驚くチョコレートが並んでいる。
そういう斬新なチョコもおもしろいが、やっぱりプラリネやトリュフが好きな私。
黒トリュフと蜂蜜の入ったTartufoが最高に美味しい!
かなりカカオの強い、ビターな外殻を破ると、目が回るような濃厚トリュフに突入。
バルセロナに行ってみたい!と思ってしまうほど、力強さと斬新さが宿るチョコレートだった。
実はこの一週間、和菓子を口にしていません。
理由は一つ。
チョコレートの誘惑。
4年前日本初上陸したピエールマルコリーニは、お茶の大先生もお気に入り。
毎年プレゼントしてます。
ショコラの濃厚な味に酔いしれた後、しっかりふうわり点てたお薄を吸い切れば、頭も心も身体もすっきり。
14日まで、和菓子はおあずけ、チョコレートに浸らせて頂きます。
かく身勝手を、チョコレートの甘美さに免じてお許しくださいますよう。
きんつば。
和菓子を語る上で、基本中の基本。
江戸~明治期にかけての庶民の甘味としてよく文学作品などにも登場してくるのが、大福、桜餅、かりんとう、最中、外郎、そして夏目漱石「ぼっちゃん」にも登場してくる金鍔です。
原材料 大納言、氷砂糖、寒天、食塩、小麦粉 以上。
お茶席にはめったに登場しないため、いろんなところを食べ歩きした、とは言えませんが。
麹町の一元屋、ここのは大きすぎず、甘さがとても控えめ、大納言がほんっとに大きくて食感もまた◎。
大納言に美しく霞を懸ける小麦粉のベール。見た目にもそそられます。
お茶席仕様。
きんつばは江戸の甘味。お品よく、よりも手でサクッと割って食べるのが一番です。
だって、ほら、手で割ると、大納言が立ってますから!
一つ上の写真よりずっとおいしそうでしょう?
6個入りで800円くらい。渋~いお番茶と召し上がれ。