June 27, 2005

水無月

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6月30日は夏越祓い。
罪やけがれを払い、来る夏の暑さを元気にしのいでいくことなどを願う神事。
年に2回あって、もう一つが12月末の大祓いである。

夏越祓いに頂くのが、こちら水無月というお菓子。

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由来はというと平安時代にさかのぼる。

平安時代、宮中では夏越祓いの日に氷を口にすることで、健康を祈願した。
氷といっても、今とは違って冷凍庫などないから、とても貴重な天然の氷。
冬の間に出来た氷を氷室にしまって保存しておく。そのままではすぐに溶けてしまうので、おが屑や木の葉で氷全体を覆うことで、かなり保温性が高まり、夏越祓いの6月まで溶けずに保存できていた。
もちろん、口にする時は周りについているおが屑や木の葉をきれいに取り除くのだが、それらがついたままの氷に風情を見出し、それを見立ててこのような水菓子が考案された。

氷の風情を表すのに最適な葛、そして京ういろう。半透明で清涼感たっぷり。

これを6月30日に食べることで、夏の暑さを乗り切るための願懸けをするのが、京都では一般的な風習。
30日はお茶のお稽古がないので、6月の最終稽古日である今日、みんなで頂きました。


June 24, 2005

賞味期限24時間=葛

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今月末のお茶会で使う主菓子、試作版。
ほんものの葛。そして枝豆の餡。

あまりにも繊細、冷蔵庫で冷やすのはお客様の口に入る30分前、と決まっている。
それ以上だと、白く、硬くなってしまうので、大寄せの茶会ではとても使えない。
それにしても、美しく、そして美味しく。

枝豆というと東北地方のずんだを思い浮かべるかと思いますが、これがかなり違う。
念入りに枝豆を漉しているので、食感がとてもなめらかでさらりとしている。ずんだの素朴で気取らない味わいも大好きだが、上生菓子におめかしをした枝豆ちゃんもいとおしい。

作ってくださった鶴屋八幡さんの上役の方をもってしても、「これは美味い!」と唸らせた大成功試作品です。

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June 21, 2005

朝茶事 葛桜

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 【朝茶事】  午前6時席入

待合 冷たい梅酒 ベネチアングラス

飯碗
汁碗 蕪 白味噌仕立て
向付 胡瓜白和え
燗鍋 新潟 出羽桜
飯器 しそ飯
煮物 温玉子豆腐 人参・蕪を添えて
小吸物碗 待合で出された梅酒の梅を出汁に使った吸物
焼物 ☆鮎の白焼き
八寸 海の物・サーモン巻  山の物・ししとう
香物 沢庵・しば漬・糠漬・海苔佃煮・小玉葱漬

主菓子 社中手製・葛桜
干菓子 俵屋吉富 貴船の彩(いろどり)
お茶銘 瑞雲 小山園

June 18, 2005

輪島塗

漆を求めて、輪島へ。

歴史ある半島から眺める日本海は、とても情緒的な印象を受けました。

湿度に富むこの地で生まれ、栄え、時を重ねてきた、輪島塗。

輪島塗は、漆器の代名詞といっていいほどに、全国に名を知られています。その堅牢なつくりと黒漆、赤漆のあざやかさに加え、蒔絵や沈金の絢爛な装飾が大きな特徴にあげられています。

この高度な工芸品を今まで築き上げてきた塗師(ぬし)の方々に思いを馳せながら、蒔絵の絵付けを体験してきました。
以前から、一つは華やかな塗りの茶杓が欲しかったので、挑戦してみることに。

表面はすす竹、漆は裏面のみ。

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しなやかで、いつまでも美しい青さをたたえている。「柳」をどうしてもモチーフにしたいことを塗師の方に相談し、大まかなデザインを考え、いざ絵付け!

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驚きましたか、上手いでしょう?ほとんど塗師さんが書いてくれました…
私が絵付けたのは柳の葉っぱ部分、半分のみ。

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せっかくの思い出だから、なにか一文字、お茶に関係する言葉でも入れてみたら?とのアドバイスに考えること5分。

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自分の名前の一文字でもある「和」を書くことにしました。
せっかくのすばらしい柳の絵付けが、稚拙な私の一文字にて台無しな感じもしますが…

御銘も付けました。「貴和」。和をもって貴しとす。
頑なになることなく、柳のようにしなやかに、かつ力強く生きながら、いつまでも自分の青さを自覚しながら他人と交われば、そこに和が生じるのではないだろうか、と。

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最後に立派なお箱に入れて頂きました。とても気に入ってます。
輪島よいとこ、今度は冬に訪れたいと思います。

June 06, 2005

うぐいすマメ

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ご近所さんから頂いたぶんどう豆、甘く煮るととっても美味しい。
アクが少なくさっぱりで、何よりも鮮やかなグリーンが目においしい。

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