
秋、寂びゆく風情に心がギュッとなる、イトオシイ季節がやってきました。
帰り道、すっかり日も落ち、ひんやりする風が吹いてきたら、無性に「おうちにかえらなきゃ」って心がざわつきます。この切なさが好き。

今日は中秋の名月、まんまるお月さまを愛でませう。おだんごも忘れずに!

地元広島の菓子司・蜜屋さんのお月見だんご。


うさぎのかわいいお皿と共に。
茶道への興味を深めようと若手たちが先導する行事として、竹籠花入れを竹工芸の先生から教わり、自ら作ってきました。
漁具の四つ手網を模した形の四方を竹で張り広げた、四つ手籠花入。
つるつるの竹とざらざらの竹とを交互に編みます。
油断すると網目が正方形でなくなってしまいます、これが結構目立つから入念に!
一生懸命竹を組んでいくうちに雑念は消え去り、呼吸するのを忘れるくらい没頭。日常生活のなかでこんなにも真剣に一つのことに打ち込むことってほとんどない。とっても貴重な時間をすごせました。
このように菓子器としても使えますが、花入れとしてはこの真ん中にお湯呑みサイズの器を置いてそこに茶花を生けます。
また、懐石料理の中で、八寸(懐石後半に出される、海の物、山の物とを盛り分けた軽い箸休め)を出すのにも使えそうです。
こちらは岐阜中津川の川上屋さんの栗きんとん。栗をすりつぶしてお砂糖を加えただけのものを茶巾しぼりした、秋ならではのお菓子。
竹細工を切るのに花バサミが必要とのことで、急いで購入!今まで持っていなかったということは茶花のお稽古をさぼっていたことがばれてしまいますが…
華道も流派によって扱う道具も異なるようで、こちらのハサミは古流型。
切れる切れる気持ちいい~~。
おかげでなかなか自作の竹籠花入れ、上手にできました!