道中にて紅梅や桜のつぼみを見かけるにつれ、いよいよ春の訪れ、気持ち弾む毎日です。
この度、糖蜜庵は長い冬眠から覚め、新たな一歩をすすめることとなりました。
唐突ではありますが、wa-gasi.net。第二ステージとして、美術展のレビューを中心に情報をお届けしてまいります!
和菓子が大好きで始めたこのブログ。
これまでは、少しでも多くの方に、美しく、職人さんたちの心意気のこもった和菓子に触れていただきたいと画像中心にお届けしてきました。
それと並行して、毎週欠かすことなく続けてきた茶道のお稽古は七年目を迎えています。
最初は美味しい和菓子を頂ける事だけが楽しみで通っていたお稽古も、次第に視界が開けてき、その興味範囲はその歴史、思想から、茶道具、掛軸、茶花へととどまる所がありません。
特に、茶道具、古い歴史の中で伝えられてきた美術品。一つ一つをとってみると、とてつもなく壮大なエピソードや、多くの人々の想い入れが込められています。
大変幸いなことに、現代においては、所蔵の美術館へ足を運べば、一般人もこれらにガラス越しではありますが、触れることができるのです。
最近では、時間さえあれば美術館をめぐり、貴重な美術品、茶道具の数々を拝見し、記憶に刻み込むことに夢中です。
茶道への熱い想い入れを、和菓子に限定することなく書き留めておきたい気持ちで、冬眠中も折に触れて、美術展のレビューなどを残してきました。
この拙いメモが、見てくださる皆様の何か役に立つであろうなどとはユメユメ思いません。
それでも、兎に角たくさんの美術展をめぐり、一つ一つをログとして発信することで私は勉強させて頂きたいと思っているので、どうか、気が向いた時には立ち寄って頂ければとってもうれしく思います。
もちろん、美味しい和菓子が手に入った時には随時写真もアップしていきたいと思っていますので、どうぞ温かい目で見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
今日は、風炉最後のお稽古をしてきました。
11月よりいよいよ、炉開きです。
風炉は畳の上に敷板、風炉をのせ、そこに釜をかける。
炉は掘りごたつや囲炉裏のように畳に内蔵されているもの。
寒いお茶室では、炉から洩れ出る炭火の赤い光や、火が起こっていくパチパチという音に、自然と皆の意識が集中してきます。
炉をはじめとして、日本の冬には、すごく趣深い文化がたくさんあると思います。
特にお茶を始めてからそれを実感する機会が多いので、その一つ一つをここで紹介していけたらと思っております。
ここ数日のうちにぐんと気温も下がり、雨垂れと共にいよいよ夏も往こうとしています。
この夏は、お陰様でたくさんの涼感あふれる和菓子たちに出会い、暑さをめいっぱい満喫することができました。
special thanks ! 和菓子と wa-gasi.net をめぐる全ての方たち。
今週末の浴衣ざらいのお茶会を境に、秋の和菓子へ切り替える予定でしたが、この気候もふまえて、少し早めることに致しました。
8月25日より、wa-gasi.net は「秋」の趣向で、改めてスタートさせて頂きます。
お月見、収穫盛り、紅葉‥‥などなど、一年のうちで最も情緒深き季節がやってまいりますね。
お茶の世界でも、茶事・茶会が最も多く開かれる時期。
皆様それぞれがお持ちの、秋の楽しみ方。その選択肢を、一つでも増やすことができれば、などと差し出がましくも意気込んでおります。
情報アクセスビリティ、HPデザインの向上、コンテンツの充実等、目下課題として取り組んでおりますので、気長にお付き合い頂ければ幸いです。
今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します。
どうぞ皆様、季節の変わり目ですのでお風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
かしこ
夏の終わり、塩瀬総本家「ほおずき」。
ひょんなことからブログをスタートして2ヶ月目に入りました。
日々どのような方々がこのページに立ち寄って下さっているのかしら、と思うとドキドキです。
「おいしい!」という感覚は人それぞれ異なるもの。
グルメ雑誌やHPで紹介される「絶品!」「激うま!」の記事に違和感をおぼえつつ、つい立ち読みしてしまう私。
情報量という点で、それらグルメ本は必要ですが、食べ物に点数をつけたり、星の数で評価したりするのは、いただけないな~と思ってます。
このページでは、「味の批評はなるべくしない。」ことを心がけています。
私は今のところ、和菓子の作り手でも、売り手でもなく、出来上がったものを楽しませていただき、味わわせていただく立場。作り手、売り手の方々の苦労も知らず、その味について批評はできません。
そういうわけで、「買い手」として、この世に生を受けた和菓子たちを徹底的に活用するワザにこだわっていきたいと思っています。
その一つとして続けていきたいのが、「おつかいもの選び」。
非常に個人的事情を持った各々の味覚が、時に一致する際、その相手との距離は、とても近くなるものです。
この感覚が私はすごく好きで、幸せを実感する瞬間です。
「おつかいもの選び」はそういう意味で私にとって、どれだけ時間をかけてでも成功させたい重要命題なのです。
これまで、茶道を学ぶ中で、頻繁に登場するこの命題に、人一倍悩み、時間と、脚力をかけてきました。
情報量はまだまだですが、これまでの蓄積と、茶道修行中の身という立場を生かして、少しでも、いえ、岸朝子に負けないくらい、おつかいものマスターになりたいと思います。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。