September 13, 2005

竹籠花入れづくり

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茶道への興味を深めようと若手たちが先導する行事として、竹籠花入れを竹工芸の先生から教わり、自ら作ってきました。
漁具の四つ手網を模した形の四方を竹で張り広げた、四つ手籠花入。

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つるつるの竹とざらざらの竹とを交互に編みます。
油断すると網目が正方形でなくなってしまいます、これが結構目立つから入念に!
一生懸命竹を組んでいくうちに雑念は消え去り、呼吸するのを忘れるくらい没頭。日常生活のなかでこんなにも真剣に一つのことに打ち込むことってほとんどない。とっても貴重な時間をすごせました。

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このように菓子器としても使えますが、花入れとしてはこの真ん中にお湯呑みサイズの器を置いてそこに茶花を生けます。
また、懐石料理の中で、八寸(懐石後半に出される、海の物、山の物とを盛り分けた軽い箸休め)を出すのにも使えそうです。

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こちらは岐阜中津川の川上屋さんの栗きんとん。栗をすりつぶしてお砂糖を加えただけのものを茶巾しぼりした、秋ならではのお菓子。

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竹細工を切るのに花バサミが必要とのことで、急いで購入!今まで持っていなかったということは茶花のお稽古をさぼっていたことがばれてしまいますが…
華道も流派によって扱う道具も異なるようで、こちらのハサミは古流型。
切れる切れる気持ちいい~~。
おかげでなかなか自作の竹籠花入れ、上手にできました!

June 27, 2005

水無月

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6月30日は夏越祓い。
罪やけがれを払い、来る夏の暑さを元気にしのいでいくことなどを願う神事。
年に2回あって、もう一つが12月末の大祓いである。

夏越祓いに頂くのが、こちら水無月というお菓子。

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由来はというと平安時代にさかのぼる。

平安時代、宮中では夏越祓いの日に氷を口にすることで、健康を祈願した。
氷といっても、今とは違って冷凍庫などないから、とても貴重な天然の氷。
冬の間に出来た氷を氷室にしまって保存しておく。そのままではすぐに溶けてしまうので、おが屑や木の葉で氷全体を覆うことで、かなり保温性が高まり、夏越祓いの6月まで溶けずに保存できていた。
もちろん、口にする時は周りについているおが屑や木の葉をきれいに取り除くのだが、それらがついたままの氷に風情を見出し、それを見立ててこのような水菓子が考案された。

氷の風情を表すのに最適な葛、そして京ういろう。半透明で清涼感たっぷり。

これを6月30日に食べることで、夏の暑さを乗り切るための願懸けをするのが、京都では一般的な風習。
30日はお茶のお稽古がないので、6月の最終稽古日である今日、みんなで頂きました。


June 18, 2005

輪島塗

漆を求めて、輪島へ。

歴史ある半島から眺める日本海は、とても情緒的な印象を受けました。

湿度に富むこの地で生まれ、栄え、時を重ねてきた、輪島塗。

輪島塗は、漆器の代名詞といっていいほどに、全国に名を知られています。その堅牢なつくりと黒漆、赤漆のあざやかさに加え、蒔絵や沈金の絢爛な装飾が大きな特徴にあげられています。

この高度な工芸品を今まで築き上げてきた塗師(ぬし)の方々に思いを馳せながら、蒔絵の絵付けを体験してきました。
以前から、一つは華やかな塗りの茶杓が欲しかったので、挑戦してみることに。

表面はすす竹、漆は裏面のみ。

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しなやかで、いつまでも美しい青さをたたえている。「柳」をどうしてもモチーフにしたいことを塗師の方に相談し、大まかなデザインを考え、いざ絵付け!

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驚きましたか、上手いでしょう?ほとんど塗師さんが書いてくれました…
私が絵付けたのは柳の葉っぱ部分、半分のみ。

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せっかくの思い出だから、なにか一文字、お茶に関係する言葉でも入れてみたら?とのアドバイスに考えること5分。

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自分の名前の一文字でもある「和」を書くことにしました。
せっかくのすばらしい柳の絵付けが、稚拙な私の一文字にて台無しな感じもしますが…

御銘も付けました。「貴和」。和をもって貴しとす。
頑なになることなく、柳のようにしなやかに、かつ力強く生きながら、いつまでも自分の青さを自覚しながら他人と交われば、そこに和が生じるのではないだろうか、と。

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最後に立派なお箱に入れて頂きました。とても気に入ってます。
輪島よいとこ、今度は冬に訪れたいと思います。

April 03, 2005

雛菓子

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一般的にひな祭りは3月3日とされています。
茶道の世界(西日本の一部地域でも)では、旧暦にならって4月中旬まで桃の節句に纏わる置物や、お道具を使います。これは七夕の時も同じで、8月中旬のお茶事では短冊の絵付けのお道具を用いることも。

こちらは地元の和菓子司、幸野屋さんにディスプレイされていたお雛菓子。
驚くことに、すべて練りきり、ひとつひとつお味がよい。

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相当に手の込んだものですが、作り手の方はどのような表情でこれを作っていたのでしょう。
きっと、おままごとや粘土あそびに興じる子どものような、きらきらした笑顔でしょうね。

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ご実家が福岡の友人宅では、お雛様を3月3日に出して今日まで飾っている。
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よそのおうちのお雛様を見るのはとっても新鮮。

投稿者 sawacoo : 09:43 PM | トラックバック

March 25, 2005

アジアンビューティー

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上海市内の豫園に咲き乱れる椿。ボリュームがあって、日本のよりなまめかしい。

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市内の中国茶のお店にて、茉莉菊花と共に泳ぐ金魚たち。

投稿者 sawacoo : 01:21 AM | トラックバック

January 01, 2005

新春

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

本年も甘味・茶めっけな1年でいきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

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子 NE
鶴屋八幡製 はなびら餅

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丑 USHI
仙太郎製 はなびら餅

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寅 TORA
京都・笹屋伊織製 はなびら餅

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卯 U
清月堂製 はなびら餅


つづく

投稿者 sawacoo : 02:12 PM | トラックバック

November 18, 2004

雅楽会

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今日は知人の誘いで、初台のオペラシティ大ホールへ。
バッハでもプッチーニでもない、今日は雅楽の会。
雅楽をまともに聴くのは、実は初めて。

派手な色彩の装飾が施された舞台が用意されており、(雅楽は中国や朝鮮文化の影響をたくさん受けている)興味津々。

第一部の管絃は横笛、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)、琴、鉦鼓(しょうこ)、太鼓、鞨鼓(かっこ)と琵琶、これらが
「ふぁーーーーーーーぷぅおぉーーーんおぉぉんーーーべべぇんー」
と鳴く。
まさに、神前結婚式の時の音楽が延々と続く。

とても優雅で高貴とされている不思議な音、どこに魅力を見出すとおもしろいかなぁ、と考えているうちにウトウト……

第二部は舞楽。2~4人の舞人が舞台左右袖から出てきて、管絃にあわせて舞う。
それぞれの舞に意味がこめられており、その解説もプログラムに記されてあるので不心得者も楽しむことができた。
納曽利(なそり)という舞は、竜が楽しげに遊ぶ姿の舞で、舞人が竜のお面をつけて出てくる。
きらびやかな衣装に顔部分だけ怖そうなお面なので、スターウォーズのダースベイダーを連想する。
獅子舞にも通じるものがあるのが、動物に扮する舞は知らず知らずのうちに、本当に自分とは異なる生き物が舞っているように見えてくるのが、不思議でもあり、おもしろさでもある。


いやはや素敵な音楽会だった。
それにしても宮家のお方々はいつもこんな音楽聴いてらっしゃるのかしらん?
そんなわけもないか。

September 29, 2004

銀座アキュイユ2004

あっという間に9月も終わり、制服の人たちは明後日から衣替え。
着物の人たちも一単(ひとえ)から袷(あわせ)に衣替え。
一単は裏地のついていない着物、一年のうち6月と9月にだけ着るもの。10月から5月までの間は袷(あわせ)、7、8月は絽や紗、麻などの夏着物。
秋のお茶会ラッシュに向けて、袷の着物を引き出しの奥から出し、風通しをする。


さて今日は告知をさせて頂きます。
毎年10月の半ばに、「銀座アキュイユ」というイベントが開催されることはご存知でしょうか。
そのイベントの1プログラムとして、今年は10月17日(日)に、銀茶会という野点(のだて。野外でお茶を点てるという意。)のお茶会が催されます。
ただお茶をふるまうだけでなく、茶道に関するレクチャーや、体験コーナーが銀座1~8丁目の間の4ヶ所で開かれます。
昨年の様子はこちら

マロニエ通りのCartier付近で、お手伝いしている予定(他のお茶会と重なる可能性ありなので確実ではないのですが)ですのでお時間のある方は遊びにいらして下さい。

この日は銀座がいつも以上に和装の人々であふれているので、着物を持っているけど着ていくところがない!なんてお悩みの方は、絶好のチャンスです。
また、茶道に興味があるけれど、なかなか機会がなくて…という方にも、気軽に楽しんで頂けるイベントになると思います。

詳細については直接info@wa-gasi.netまで。

September 28, 2004

十五夜

月が見えそうで見えない、東京南部の空。
今日の帰り道、急にすずしくなった秋の夜空を、ふと見上げている人が多い気がした。
お花見といい、お月見といい、お酒とおだんごが登場してくる行事は、根強く支持され続けている。
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文銭堂本舗の月見饅頭を頂いたので、十五夜について勉強しつつほうばる。柚子風味の黄味餡が風流~。

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September 11, 2004

お祭りわっしょい

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この11、12日、近所で神社のお祭りだ。
下町情緒が息づく我が家の近所は、かなりの盛り上がり。
ふんどし姿の若い衆がお神輿かついで、「ワッショイワッショイ!」「ワッショイワッショイ!」連呼。連呼。連呼。
トランス音楽を聴いているよう。

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テキヤさんの並びに、あんず飴発見!
酸っぱさと水あめのヒンヤリ甘味。
大人になっても、ヤメラレナイ。

September 09, 2004

重陽の節句

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両口屋是清 「菊の香り」

9月9日は重陽のお節句。

その起源は、古来中国にさかのぼる。奇数は縁起の良い陽の数とされており、一番大きな陽の数である9が重なる9月9日を「重陽」として祝っていた。

この風習が日本では、ちょうど平安時代あたりに宮中行事として定着してくる。
重陽の節句は別名、菊の節句とも呼ばれる。旧暦ではちょうど9月初旬(新暦では10月)が菊の花の盛り。

枕草子や紫式部日記には、お節句の前夜、まだつぼみの菊の花に綿をかぶせて、菊の香りと夜露を染み込ませたもので身体を撫でていた、とのエピソードがある。
菊の花は、別名「齢草」「千代見草」などと言われ、不老長寿の象徴。

アンチエイジングは日本女性の永遠のテーマなのだろうか。。。
菊の夜露が染み込んだ真綿、資生堂あたりで発売したら売れるのかも!?

現代では、重陽のお節句はあまり認知されておらず、9月9日を意識しているのは、よっぽどの和菓子好きくらいのものだろう。

「着せ綿」をした菊を、とても美しく表現なさっていた、両口屋是清さんに感謝。道明寺のもちもち感と、中のつぶ餡とが素朴で美味。

July 31, 2004

おぜんざい

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「おぜんざい」に岡山の白桃、わらび餅。

おいしい善哉(ぜんざい)を出すお店はたくさんある。
それぞれに、煮る加減、風味の生かし方、甘味、塩気、あわせる具材で、異なるおいしさがある。

その中でも唯一無比な存在なのが、母の煮る「おぜんざい」。

昔から、おいしいお餅や、フルーツをよそから頂くと、必ず母が小豆を煮始める。
甘いものの苦手な父も兄も、これだけは気持ちよくたいらげる。

いわゆる田舎ぜんざい、お汁粉(さらさら)と善哉(ほとんど漉し餡に近いもったり感)の間。
小豆の粒感もしっかり残されている。甘さはあわせる具材によって調節してくれる。

私たち家族は、この素敵な甘味を、外で頂く善哉と区別して、「おぜんざい」と呼ぶ。「お」にありったけの愛をこめて。

July 25, 2004

花火の宵@調布

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調布に住む知人から、特等席を確保した!との連絡が急遽入り、花火大会に誘って頂く。
暑いし、人ごみもすごいけど、これもまた醍醐味ですなー。
多摩川河川敷に到着すると、まさに花火のあがる真正面にシートで席とりしてあって感激。

どっかーん!と大きなものから、キラキラ乙女チックなものまで本当に素敵。

日本の花火は大輪しかなく、派手さに欠けるから、最近は輸入物がほとんどとのこと。
ちょっと寂しいけど、確かにいろんな工夫のこらされたFire worksの方が盛り上がる。

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「ナイアガラの滝」。笑っちゃうくらい派手な演出で大満足。

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でもやっぱり日本の夏はこちら。

女性も男性も、若者たちの浴衣姿が目に付く。
若者たちにとって和服を着るということは、スペシャルな「非日常」。
みんな思い思いに浴衣を着こなしている。
マクドナルドも、GAPも、レッチリも好きだけど、日本、ってやっぱいいよね。
こういうノリ、大賛成。

July 19, 2004

夏の大茶会2004

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7月15日~20日、新宿パークタワー内リビングデザインセンターOZONEにて夏の大茶会2004が開催中。
お茶にまつわるヒト・モノ・コトが集まっているということで、ウキウキ出かけてきた。

連休中ということもあり、老若男女で混雑している会場。
日本茶、紅茶、中国茶を扱う全国のお店がここに集まり、それぞれブース毎に商品を紹介している。
茶道を紹介するワークショップや入門講座もあり、遠州流茶道に気軽に触れることができる。

さて、いちいち魅力的なモノたちに足止めをくい、なかなか進まないので、だんだん疲れてくる。
京都・小川流煎茶道と、水墨画家 中野素芳氏とのコラボレート空間、「竹縁煎茶会」で一服いただくことに。

煎茶道というのは、江戸時代の中期から末期にかけて、主に文人・墨客の間で非常に盛んになったもので、ちょうどその頃に中国から渡来してきた多くの茶器や道具を取り入れた形式で民間にも広がった。
私の学んでいる茶道とは作法も道具も大きく異なるので、とても興味深く拝見させて頂く。

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まず最初に一煎目として出されたのがこれ。何も入っていないようでしょう?
わずかな一滴がガラスの器の中に入っているのだ。これを舐めるように頂く。
飲む、のではなく舌の上で転がす、のだそう。
玉露の一滴は甘みのかたまり。その味は想像を絶するものである。
表現がとても難しいのだが、極度の甘みが濃縮しており、なんというか、塩っからい。

二煎目もまた一滴。
また塩気が口に広がる。本当に不思議な味。

ここでやっとお菓子を頂ける。茶道では必ず最初にお菓子を頂いてから、一服お茶を頂くのだが、煎茶道は極度に繊細な一滴を味わわなければいけないので、お菓子は後で。

三煎目はこの器に3分の1くらい、やっと「飲めた」!
この段階ではすでに出がらしのはずなのだが、やたら美味しく感じる。

初めてのお煎茶経験、印象として「お茶好きのお茶好きによるお茶好きのための煎茶道」だな~、と感じた。

帰りに静岡県茶文化振興協会の発行している、茶文化学術情報誌を購入。
なんともマニアックで興味深い冊子だった。

July 04, 2004

パッとしない日は

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うだるような蒸し暑さ、食欲もなく、和菓子パワー減退気味な日曜日。
こんな日には落語!
落語は実際に観にいったことはないのだが、筑摩書房から出ている「古今亭志ん朝の落語」シリーズは揃っている。
きっかけは、茶道の大先生の薦め。
昔の人の知恵や風習、ありとあらゆるものがつまっていて、大変興味深いものだから是非聞いてみなさい、とおっしゃっていた。

落語といわれても浮かんでくるのは。。。こぶ平?

お稽古の帰り道に本屋さんへ寄ると、文庫本コーナーに平積みしてあった志ん朝シリーズ。
文庫というお手軽さもあってシリーズで買ってみたところ、おもしろいのなんの!

声を出して笑うって気持ちいい!

朝読めば一日中思い出し笑い、夜寝る前に読めば夢の中でも笑う。楽しいな~
落語家さんのしぐさもすばらしく、必見とのこと、そろそろ寄席デビューしようかな。

June 27, 2004

幽玄な日曜日

今日は、以前のエントリーでも触れたお能鑑賞の日。
むしむしするから、正式には7月に入ってから着る、絽の夏着物を着て、松涛の観世能楽堂へ出かける。
能楽の世界も様々な流派があるが、今日の観世流はお茶でいう裏千家。野球でいう巨人。
そして観世流坂井家の長男・音雅が「道成寺」を演じるということで期待も膨らむ!

連吟、舞囃子とスタートし、能の一本目「鷺」が当主・坂井音重により演じられる。
舞囃子はなんのことやら、理解不能だが、「鷺」はストーリーもよく見えて、「いとおかし」。

やっぱり能はいい!目、耳、脳細胞が一点にぐーーーっと集中する感じ。
お能鑑賞4、5回めにしてやっと、のめりこめた感。

そして「道成寺」。
同じ調子で繰り返される囃子、謡に、最初は眠くなっていたが、ある瞬間から急に謡も囃子も鼓も緊迫感を帯びて来る。
目がランランとしてくる。背筋もゾクゾクする。前のめりになる!
そしてクライマックス、釣鐘が落とされる!

思い出しただけで心が波立つ。

一言では言い表せない、アツイ日曜日だった。

June 23, 2004

散り際の美

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まさに枯れ、散る直前。紫陽花を鎌倉 長谷寺にて堪能してきた。

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June 02, 2004

伝統色

以前、プラズマ液晶テレビのCMで「日本の美しい色たちが失われつつあります。」というフレーズがあった。
確かに周囲を見渡すと、世界各国の文化に満ち溢れた街々、にぎやかな色が氾濫している。野の花を見てみても、西洋種が混ざったものも多く、しっかりした色合いが多い。

今の子供たちは、これらを見て何色と言うのだろうか。
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緑色、もしくは黄緑色にピンク?
萌黄(もえぎ)色鴇(とき)色が映えるね、なんて言う子供がいたら、みんなギョッとするだろうけれど。
でもこれを黄緑色としか表現できないのは寂しい。

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水色にピンクに透明。そう言ってしまえば、確かにそう。
でも、
透き通った露草色牡丹色だね、なんて言えたら素敵。

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これ、山吹色くらいは言えるはず。幼稚園のクレヨンにも山吹色群青色はあったなぁ。

和菓子には、失われたと言われている日本の伝統色が確実に生き続けている。
今日差し入れに頂いた日本橋榮太樓總本鋪の上生菓子をきっかけに、日本の伝統色についてこちらでお勉強してみた。日常に溢れている光景が、少し違った見え方をしてくる気がした。

May 16, 2004

能楽堂の魅力

お稽古の後、うれしいお誘いが。
茶道関係の知人Uさんから、能楽鑑賞のお誘い。この方のご主人はお能を習っておられ、時々その関係でチケットを分けて下さいます。6月に「道成寺」という、なかなか観ることのできない演目が、観世流実力派揃いで演じられるとのこと。
能楽って、表面的ストーリを半分くらい理解するのでいっぱいいっぱいだけど、能楽堂の、あの、凛とした雰囲気と、緊張感が、すごく好き。

能楽や、歌舞伎など、和の伝統芸能に強い憧れがあるわたくし。まずは勉強ですかね?
今度こそは勉強してから観にいこう、といつも行く度に思っています。

May 10, 2004

designとは何ぞや。

新宿OZONEにて11日まで開催中、「くらしモノ見本市2004」へ行く。
和菓子を魅力的に演出する器と、家具をさがしに。
ここにあるモノたち一つ一つは、洋モノでも和モノでもない。
そして洋モノでも和モノでもある。

May 07, 2004

続・お手紙

今日仕事帰り、自宅のポストを開くと、葉書が届いていた。
京都の古着きもの屋さんからだ!

京都旅行の折、立ち寄った古着きもの屋さん。
腕の長さが8尺もある(標準は6尺5寸)大女の私に合う着物はほとんどない。
あきらめかけていた時に、お店の方が見つけてくれた小紋。草木染めの色合いも気に入り、即購入。
それが4日のこと。

そして今日。
何が驚きって中2日で届いていること。
そして手書きのメッセージがびっしり書いてある。とっても嬉しい。
値段的には洋服並み、小さな買い物客にも関わらず、手を抜かない。

京都の人ってなんだか冷たいな、と思っていたけれど、この葉書一枚でそんなつまらない印象消えちゃいました。
「本当に良いお出会いをしていただけ、嬉しく思っています。‥‥‥‥まずはお礼のご挨拶まで。どうぞご自愛下さいませ。  合掌」
言い回しも京都っぽくてよいな~

一度で二度おいしい、そんなお買い物でした。

April 04, 2004

LOHASフード

LOHASとは、 Lifestyles of Health and Sustainability (健康で持続可能なライフスタイル)の頭文字をとった略語です。
自分や家族の健康はもちろん、地球環境、社会の未来を考えながら生活する、という意味。

最近ある人の影響で、この単語を知りました。
発想として、とても共感してます。うーん、素敵な響き♪

インスタントな購買行動、食生活、人間関係が蔓延する中で、それに危機感を持つ人たちは確実に増えてきています。
その人たちにインスタントな生活を断ち切りましょう、といった直接的なアクションを求めるのではなく、選択余地を与えられるようなサービスなり、モノなりを提供していくことで、LOHASはじんわり広がっていくのでは、なーんって考えてみたり。

ま、このLOHASと和菓子をつなげて考えるのは少し飛躍してしまいますが、、、
和菓子はインスタントな舌では味わえない、その味が食べる者の姿勢を試してきます。
目で季節を楽しみ、舌で自然の産物を感じ、それを通して和やかな会話が続く。。。

LOHASと和菓子、少し重なる部分もあるなー、と思います。
今後この単語をめぐるいろんな動き、たぶん活発化してくるでしょう。注目していきたいですね。